オブザーバーモード
Adaptyは、収益とサブスクライバー数の拡大を支援する、強力で柔軟なアプリ内課金プラットフォームです。特定のユーザーセグメントに合わせたカスタマイズ可能なペイウォール、価格・期間・トライアル期間・ビジュアル要素のA/B テスト、アプリのマネタイズに向けた充実した分析ツール、そしてサードパーティ連携など、Adaptyはあなたの成長戦略を力強くサポートします。
ただし、すでに独自の購入インフラを持っており、Adaptyのシステムへの移行を検討していない場合は、Adaptyのオブザーバーモードを活用できます。この限定的なモードでは、Adaptyのペイウォール機能(ユーザーオーディエンスへのターゲティング、更新・請求リトライを含むサブスクリプション管理など)は利用できず、分析機能に特化しています。制限はあるものの、アトリビューションシステムとの連携、高度な分析、メッセージング、CRMプロファイルなど、充実した分析機能を引き続き利用できます。
両モードとも料金は同じで、モバイルアプリのアップデートが必要です。したがって、選択の本質は「Adaptyのインフラに移行してフル機能を使うか」「現在のインフラを維持しつつサードパーティ連携と分析機能のみを活用するか」という点にあります。
| 機能 | オブザーバーモード | フルモード |
|---|---|---|
| 充実した分析機能 | ✅ | ✅ |
| サードパーティ連携 | ✅ | ✅ |
| 購入イベントへの対応(有料コンテンツのアクセス付与・制限) | ❌ | ✅ |
| 購入インフラの管理者 | お客様 | Adapty |
| A/B テスト | 実施可能ですが、フルモードに比べて追加の実装や設定が大幅に必要になります。 | ✅ |
| 実装にかかる時間 | 分析・連携のみ:1時間未満 A/B テストあり:十分なテストを含めて最大1週間 | 数時間 |
オブザーバーモードの仕組み
オブザーバーモードでは、Apple/Googleからの新しいトランザクションをAdapty SDKに報告し、Adapty SDKがそれをAdaptyバックエンドに転送します。有料コンテンツへのアクセス管理、トランザクションの完了、更新処理、請求問題への対応などは、すべてお客様が担当します。
オブザーバーモードのセットアップ方法
- Adaptyの初期連携をGoogle PlayおよびApp Storeと設定します。
- Adapty SDKの設定時に
observerModeパラメーターをtrueに設定してオブザーバーモードを有効化します。各プラットフォームの設定手順(iOS、Android、React Native、Flutter、Kotlin Multiplatform、Unity)に従ってください。 - iOSおよびiOSベースのクロスプラットフォームフレームワークの場合、既存の購入インフラからAdaptyへトランザクションを報告します。
- (任意)サードパーティ連携を利用する場合は、サードパーティ連携の設定トピックの手順に従って設定してください。
オブザーバーモードで動作している場合、Adapty SDKはトランザクションを完了させません。この処理はお客様自身で行う必要があります。
オブザーバーモードでのペイウォールとA/Bテストの使い方
オブザーバーモードでは、Adapty SDKは購入の発生元を特定できません(購入処理はお客様独自のインフラ上で行われるため)。そのため、オブザーバーモードでペイウォールやA/B テストを使用する場合は、トランザクションを報告する際に、アプリストアからのトランザクションをモバイルアプリのコード内で対応するペイウォールに紐付ける必要があります。
また、ペイウォールビルダーで作成したペイウォールをオブザーバーモードで使用する際は、特別な表示方法が必要です。
- オブザーバーモードでのペイウォール表示については、iOSまたはAndroidの手順を参照してください。
- トランザクション報告時のペイウォールと購入トランザクションの紐付けについては、オブザーバーモードでのトランザクション報告を参照してください。