Adaptyへのインテグレーション移行

Adaptyへの移行はSDKの切り替えだけでは完結しません。AmplitudeやAdjustなどのサードパーティのアナリティクス・アトリビューションインテグレーションも、並行して切り替える必要があります。慎重に進めれば、重複や欠落イベントを最小限に抑え、キャンペーンを中断させることなく移行できます。

イベントのマッピング

ほとんどのAdaptyインテグレーションでは、イベント名をカスタマイズできます。ダッシュボードやキャンペーンですでに使用しているイベント名に合わせて設定することが可能です。これにより、切り替え後も同じイベント名でアナリティクスやキャンペーンのレポートを継続して利用できます。Adaptyで利用可能なイベントの一覧は、イベントをご確認ください。

Adjustの場合、インテグレーションではカスタムイベント名の代わりにイベントIDを使用します。AdjustダッシュボードのイベントIDをAdaptyのインテグレーション設定に移行してください。詳細はAdjustインテグレーションガイドを参照してください。

Adaptyによるインテグレーションイベントの作成方法

インテグレーションにイベントを送信するには、Adaptyにユーザーのプロファイルが必要です。プロファイルは以下のいずれかの方法で作成されます:

  • 過去データのインポート:SDKが稼働する前に過去のトランザクションデータをインポートした際にプロファイルが作成されます。
  • SDKとのインタラクション:ユーザーが初めてAdapty SDKを搭載したアプリを開いたときに自動的にプロファイルが作成されます。

Adaptyはレガシーシステムで行われた購入をリアルタイムで把握しますが、購入者のプロファイルが存在して初めてインテグレーションイベントを送信できます。プロファイルはユーザーがAdapty SDKを搭載したアプリを開いたときに作成されます。新バージョンにアップデートしないユーザーは、インテグレーションイベントを生成しません。

移行前の準備

過去イベントの除外

インテグレーション設定Exclude Historical Events を有効にしてください。これにより、ユーザーの最初のAdapty SDKセッション以前のイベントがインテグレーションに送信されるのを防ぎます。

この設定は、大量の過去トランザクションをまとめて処理する過去データのインポート時に特に重要です。有効にしないと、それらのトランザクションがアナリティクスツールに大量のイベントを生成してしまいます。

インテグレーションを事前にセットアップする

Adaptyでは、インテグレーションを無効のままテストや設定を行うことができます。認証情報、イベントのマッピング、フィルターを設定しておき、準備が整うまでインテグレーションを有効化しないことが可能です。設定は保存されるため、移行当日まで無効にしておいても何も失われません。

インテグレーションの確認方法については、アトリビューションインテグレーションアナリティクスインテグレーションメッセージングサービスインテグレーション、またはWebhookおよびETLインテグレーションを参照してください。

移行当日の切り替え

レガシーソリューションのインテグレーションを無効にすると同時に、Adaptyのインテグレーションを有効にしてください。両方を同時に動かすと、イベントが重複して送信されます。

移行当日は大規模な獲得キャンペーンを一時停止してください。これにより、切り替えのタイミングで発生するイベントのオーバーラップによるキャンペーン最適化エラーのリスクを軽減できます。

移行後に想定されること

移行中にインテグレーションイベントの欠落や重複がある程度発生するのは避けられません。ただし、正しく切り替えを行えば、影響を受けるイベントの数はごくわずかです。

欠落の主な原因は前述のタイミングの問題です。Adaptyは購入者のプロファイルが作成されて初めて、その購入に対するインテグレーションイベントを送信できます。レガシーシステムで行われた購入は、購入者がAdapty SDKを搭載したアプリを開くまでAdaptyのインテグレーションイベントを生成しません。

インテグレーションとサーバー間通知の違い

Adaptyは、ストアからの生のサーバー間通知をアナリティクスやアトリビューションツールに直接転送するのではなく、インテグレーションを使用することを推奨しています。

インテグレーションを利用するメリット:

  • 統一されたフォーマット:App Store、Google Play、Stripeなど、すべてのストアからのイベントが同じイベントフォーマットで送信されます。
  • データの充実:イベントにはサブスクリプションの状態やユーザー属性など、Adaptyが収集するデータが含まれます。生の通知にはこれらは含まれません。